指揮者というパフォーマー。

友人の波留子さんに誘われて、秋の昼下がり、国立音大に無料のクラシックコンサートを見に行ってきました。


見たのはこれ。
ナポリの新風ペルゴレージ&若きモーツァルト


ペルゴレージって全然知らない作曲家さんでしたが、好きなタイプのメロディーでした。チェンバロが入っていて、とても綺麗な曲たちだった。
それから生でソプラノ、テノール歌手の方の歌を初めて聞いたのですが、人間の声ってこんなにも出るものなのか!と驚愕でした。


指揮者をされた前田昭雄さんのパフォーマンスぶりが素晴らしかったです。全身を使って、上に下に右に左に動いて指揮されていて、音楽を体を使って表現する、ってこういうことなのかーって思いました。踊っているみたいでした。柔和な語り口とロマンティックなお話をコンサートが始まる前にされていて、音楽が楽しくてしょうがないという気持ちが伝わってきて、微笑ましかったです。


そして指揮者と同じくらい印象的だったコンマス。あんな演奏中の呼吸音が聞こえるなんて思ってもみなかった(^-^; しかも、曲の最高潮では椅子から腰を浮かす白熱ぶり。指揮者とコンマス、演奏も素晴らしかったけど、パフォーマンスも堪能させていただきました。


コンサート後は、久しぶりに波留子家にお邪魔させていただき、手作りカレーをごちそうになりました。カレーはほうれん草、スープカレー、タイカレーの3種類あって、どれもすこぶる美味しかった!一番気に入ったのはスープカレーかなぁ。


コンサートと美味しいカレーを堪能して、素敵な休日になりました。